旅行へ行ったのだった⑴
3月6日から、1泊2日で旅行へ行ったのだった
中学時代の友人2人(どちらも私に似て少し社会常識やらなんやらに欠けてはいるが、とてもたのしくて知的でよい子たち)と行ったので、旅行の内容もかなり常識と外れたものとなっており、しかしなんだかんだ面白みに溢れていたので、忘れないうちに書いておこうとおもったのだった。
当初は「免許取ったんだからお前車出して旅行行こうぜ!」みたいな大学生らしいノリで企画されたのだが、そもそも私のような貧乏大学生の経済事情では、自車を用意することは疎か、2日もレンタカーを借りるだけでも来月の生活に影響を及ぼす(そもそも、自動車免許を取得してから4ヶ月ほど丸っきり運転をしていなかったため、運転技術に不安が残っていたのであった)恐れがあるのではないか、というもっともらしい理由で、電車の旅になったのだ
1.東丹沢グリーンパーク
東丹沢からバスで30分ほどのところにある、飯山観音駅から徒歩15分(四方八方山だらけのため、この15分が長いのであった)ほどで到着。
大自然の中にアスレチックが40種類ほどあり、それらを順番にクリアしていった合計点数で競う、といったもの。アスレチックの中には、幼児でもクリアできるような簡単なものから、大の大人でも相当な体力、精神力か必要になるのでは?っとなるものもある。ここで、なぜ精神力に言及したかというと、私自身、4つ目か5つ目(かなり序盤なはずだが?)のアスレチックで、恐れをなしてリタイアしかけたからである(その後、友人のアシストによりなんとかクリアできた)。
それがこちら。
写真では伝わり辛いかもしれないが、この橋、一歩踏み外せば崖(10mほどあるのではないか)から真っ逆さまという、非常にデンジャラスなつくりになっている。
私ははじめ友人2人がスタスタと橋を渡ってゆくのをみながら「安全設計など大丈夫なのだろうか。。?」とか疑問に思っていた。友人らに続こうと私も橋を渡り始めるのだが、丸太の5本目あたりに差し掛かった時、足が震えているのに気付き、泣きそうな声で友人に助けを求めたのである(この時、怯えながらも他に来園者がいなかったことに心から感謝した)。
友人2人にコツを尋ねると、
「落ちたらヤバイけど、とりあえず橋があるから渡るべ!!」
とかいう意味不明な答えが返ってきたが、彼らは確かに軽快なステップで渡り切っていたので、そういうものなのだと、私も開き直って渡ることに成功したのだった。